幼児期の経緯【後半】
乳児期から発達面に心配があり、療育を受け始めた息子。
今は小学生です。
幼児期に経験した療育や並行通園、保育園のこと、入学前診断のことについて続きを書いていきます。
前半部分の内容はこちらです。
- 幼児期の経緯【後半】
- 引っ越しを機に保育園一本に
- 広い認可外保育園へ
- 実現できた、保育園1本化
- すぐのスタートが大切かも
- 発達にデコボコのある子になれている保育園もある
- 心がけていたポイント
- 診断内容等のまとめは入学前診断の際にも役立つ
引っ越しを機に保育園一本に
その後、また転勤となって引っ越し。
療育先探しも、発達外来の受診も、いちからやり直しです。
かなりの無理をして引っ越し作業をして、息をつく間もなく預け先を探して回る。
探しながら必要品も買い回り。
このころ数回、引っ越しをしたのですが、地獄でした。
寝ずに子育て、寝ずに家事、引っ越し片づけ。
気づきました。
子どもの預け先、1カ所がいい。
今まで病院もあって、何カ所も通っている生活だったけれど、私、倒れる。
当面の預かり先も探さなくては。
相談する際に言葉だけだと、フラフラですので言い忘れがあります。
説明しやすいように表を作っていました。
これまでの歴史年表ですね。
そういう中で出会った園があります。
広い認可外保育園へ
遠くにある認可外保育園でした。
何キロも車を走らせた山の近く。
認可外なので当面の預かりの相談として出かけましたが、着いてみると広い園です。
ここなら遊びまわれる!
子どもの特性やこれまでの経緯を話したところで、職員の方から受け入れできるという話。
すぐに「毎日通いたい」旨を相談しました。
実現できた、保育園1本化
最初の療育施設から、ふつうに保育園一本へ。
生まれてまだ数年。息子も本当に頑張ってくれました。
仕事も決まり、朝も夕方も1時間かけて送迎して通勤して。
はじめての長時間の預かりなので、最初は心配しかありませんでした。
しかし、理解の深い先生、誘導のうまい先生、クラスのちびっ子たちの「集団圧力」のおかげで保育園生活に慣れていったようです。
すぐのスタートが大切かも
最初に療育の存在を知って、すぐに通い始めて良かったと思っています。
発達に疑問があるならうやむやにしないで不安を解消した方がよさそうです。
そうでなければ、保育園や幼稚園に預けたくても説明することができません。
そして必要であれば、療育は受けておく方が後悔もないのではと感じています。
親はメモ魔に
当時は聞いた話を出来るだけ書き留めていました。
知らないことをともかく勉強、という感じです。
療育の場や発達外来であれば、一般論ではなく、その子ども個人のことを徹底的に説明してもらえます。
聞いたことが全部、子どものためにつながるので無駄のない情報収集の場になります。
発達にデコボコのある子になれている保育園もある
普通の保活よりずっと困難です。苦難しかありません。
しかし園によっては、いろんな困難を抱えている子どもに慣れている園もあるのだという発見がありました。
通っていると他の保護者からの苦情なども来るだろうと思います。
通い続けられるように、先生方の協力の取り付けは大切です。
発達外来を受診し続けてアドバイスを聞いたら、その内容も保育園の先生に説明していました。
すると、保育園での情報もたくさんもらえます。
連絡帳も、あっという間にページがなくなっていました。
そういうやり取りをしながら、なんとか通い続ける毎日。
仕事が終わって長い時間運転して、子どもを連れ帰り家事を済ませて、なかなか眠れないため毎日2時間ほどかけて寝かしつけ、それから取りかかるのは連絡帳でした。
苦しさも多かったのですが、集団の中だからこそ学ぶことも多いはず。
小学校へ入る準備もできます。
心がけていたポイント
平日の昼間、誰かの手伝いを受けることができたなら、こういう毎日でももう少し余裕を持てたかもしれません。
何かに時間を取られるなら、何かを犠牲に。
私の場合は、人付き合いでした。
昼休みの時間も、買い物で時間を使い切っていました。
保育園で必要な物も結構多く、探し回る状態だったのです。
病気になっても市販薬で乗り切るしかありません。
疲れ切って、車の中で寝ていることもありました。
そういう状況でしたので人付き合いはテキトウです。
優先できる事柄じゃなかったからです。
職場での人付き合いをおろそかにしたら…なんて怖くありませんでした。
それよりも、子どもの診断内容を書きとめたり、連絡帳に書きたいポイントをメモしておく方が重要事項だったのです。
診断内容等のまとめは入学前診断の際にも役立つ
診断内容や連絡帳の内容をまとめておくと、あとあと役立ちます。
小学校入学前、年長さんの時期に面談を受けますね。
個別に教育委員会に呼ばれたりしたのですが、その際もまとめを提示して説明していきました。
これまで息子が頑張ってきたことを知ってもらうためにも、また、もし親に何かがあった時にも、役立つ資料です。
子どもが自分で何でもできる年齢になるまで、役立つサポート資料になってくれます。