年中児「絵画語彙発達検査」受けてきました
年中娘、一般的な発達検査を受けられるかどうか厳しかったため、手がかりをつかむために「PVT-R(絵画語彙発達検査)」を受けてみました。
一般のお子さん、グレーゾーンのお子さんやADHDっ子さんには、ちょっと関係のない検査なのですが…参考として書き残しておきます。
発達検査で気が付いた「言葉の活用」「動詞」
例えば、「自転車は、こぐもの?食べるもの?」という質問があるとします。
娘は「自転車に乗って」は分かるものの、「こぐ」という単語が聞きなれないため、引っかかってしまいました。
(普通であれば「食べ物じゃないから多分『こぐ』が正解だろうな」と推測しますが、気になることがあると引っかかってしまう…という感じです。)
もしテストで「食べるときに使うもの、どれですか?」と聞かれた場合、お子さんによっては「座布団!」「カーズのランチョンマット」など、食器以外のものを思いついてしまい、頭から離れない子もいると思います。そのような感じです。
動詞については、いつもお世話になっている「ちびむすドリル」さんのプリントを印刷しました。
発達検査の「正答」
また、質問「自転車とはどういうものですか?」と聞かれたとき、おそらく娘なら「幼稚園に行く(後ろに乗せてもらって登園する)」と答えただろうと思います。
会話としては成立する返答ですが、テストの答えとしては不正確です。
このような「答えるべき内容で、誰が聞いてもわかる物を答える」という点に気付いているかどうか(社会的な考え方)もポイントなのだろうなと感じました。
結果の数値は、実年齢(歳・月齢)から「プラス〇か月」「マイナス□か月」というデータになります。
言葉の表現力を高めるため「なぞなぞ」
子どもに「今日あったこと」を質問してみて、説明できるでしょうか。
もし上手に説明できなかったり前後関係があやふやな場合は、選択肢で聞いてみるのも一手です。
例えば、「ぶらんこの順番待てた?」「休んでたお友達、いた?」など具体的に聞いてみましょう。
検査の時に勧められたのが、「文章で表現する力」「単語を思いつく力」を高めるための「なぞなぞ」でした。
簡単な例として、「いつも家でじっとしていて、中には牛乳が入っている大きな箱、なーんだ?」
→冷蔵庫
など、小さなお子さんでもできそうですね。
お子さんに何回かなぞなぞをしてみると、「意外に知ってるなあ」「え?分からないの?」というスクリーニングができそうです。
↓「ちびむすドリル」さん『様子を表す言葉(形容詞)』