うちの子HACK

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【最近の報道】「睡眠不足」で「不登校」「発達障害のような言動が現れる」ホント?

睡眠不足 眠気

 

睡眠の不足による「睡眠負債」が話題になっていますね。睡眠不足は健康面や日中の活動の質だけでなく、言動にも影響を与えることが分かっています。

注目すべき点は、睡眠不足傾向の子ども達に「発達障害のような」傾向がみられることです。

学校単位での調査によると、不登校との関連性も指摘されています。

 

 

この記事のポイント
  • 睡眠不足と「発達障害」のような言動…関連がある?
  • 効率よく休息する方法
  • 子どもの寝相の悪さは〇〇の証拠

 

 

 

 

「発達障害」のような傾向の言動

米・ワシントン州立大で行われた睡眠不足に関する調査によると、睡眠不足により脳内の「人の気持ち・行動を理解する部位」の神経活動が著しく低下し、一方、攻撃性の部分は活動が高まることが分かりました。

孤独を感じる傾向がみられ、うつ的な発想や引きこもりなど、孤独的な行動を見せることが分かっているのです。

つまり脳の機能的に、コミュニケーションに影響する状態に変化しているのです。本来なら何てことのない人間関係上のやり取りであっても、相手の言動を強く受け止めてしまったり、攻撃的な反応を見せるなどの変化が出てきます。

職場のケースでは、睡眠不足の状態で働いていると、同僚・上司に対して敵意を持ちやすいことが明らかになっています。

 

不登校・引きこもりと「睡眠不足」

文部科学省が発表した不登校に関する調査によると、不登校のきっかけは

  • 友人との関係
  • 生活リズムの乱れ
  • 勉強が分からない

という内容になっています。

睡眠の不足や障害が疑われる児童・生徒には、

  • 落ち着きがない
  • 集中力がない
  • 暴力的な言動が出やすい

このような傾向があり、「発達障害のような特徴」が多くみられたのです。

睡眠不足や睡眠リズムの乱れにより、脳が機能的に変化して、対人関係や勉強に支障が出ている状態だと指摘されています。

 

睡眠不足は幼児にも!

幼稚園・保育園の年代の子ども達が本来必要とする睡眠時間は9~11時間と言われています。

「最低9時間~」となっていますが、連日ずっと9時間で良いわけではありません。9時間睡眠の日があるなら、次の日には11時間は必要だ、ということなのです。 

保育園に通園している家庭の特徴で、入眠時間は遅く、起床時間は早い時間になりがちです。そして睡眠時間が不足しがちな子ども達の言動に、

  • 落ち着きがない
  • 集中力がない
  • 暴力的行動が出やすい

といった「発達障害のような」言動の特徴が多くみられたといいます。

そして睡眠の充足度が改善すると心身の不調から回復しやすくなり、自己肯定感も上昇するという結果も出ているのです。

 

短時間睡眠の大人と暮らす子ども達

共働きが当たり前の現代で、親子とも多忙な生活になりがちです。

親に時間があるのなら、子どもを寝かしつけてから家事をする、寝かしつけの前に家事を済ませる、などの選択肢もあるのでしょうが、寝かしつけをする時間もない場合は、

大人が寝る時に子どもも寝落ちする生活が続きます。

厚生労働省の調査によると、日本人の平均睡眠時間で「6時間未満」の人が4割もいます。世界を見ると、フィンランドなど北欧では平均7時間半ほど。

ビジネスの世界でも長めの睡眠時間を確保する生活が重視されるようになっています。世界企業のCEOが8時間前後の睡眠を確保し、夜は22時台に就寝する習慣を持っているようです。

日本では家族みんな、睡眠が不足しがちなのかもしれません。 

 

 

 

 

効率よく休息する方法

人生の3分の1は寝ている時間のはずですが、お子さんによってはゲームやテレビ、マンガを読んでいてなかなか就寝してくれない子もいます。

親は帰宅したあと家事・掃除・洗濯に追われ、なかなか7時間も確保できないと思います。

就寝で疲れをしっかり取るコツとしては、難しいものですが、スマホ・パソコンを遠ざける方法が一番です。

 

【1】ブルーライトの影響

スマホやパソコンの画面を見続けると、ブルーライトの影響で脳は活発に活動するようになります。また、目は、暗い場所ほど瞳孔が開くため、夜間のパソコンやスマホはブルーライトの影響を網膜にたっぷり受けることになります。

ブルーライトは網膜に届くと活性酸素を発生しますので、習慣化していると目の老化・網膜の劣化につながります。

若い世代でも「スマホ老眼」と言われる通り、時間を問わずブルーライトを浴び続けることで目が老化状態に陥ってしまうのです。

 

【2】就寝時は真っ暗に

就寝の際には睡眠に必要なホルモン「メラトニン」が分泌されます。

人間のまぶたには光を感じ取るセンサーがあり、真っ暗になることで脳が休まります。しかしわずかでも光を感じると、脳が反応するようにできていますので、わずかな明かりにも脳は反応し、メラトニンの分泌量は減ってしまうのです。

また、寝る前に暗い中でスマホを見続けると光の刺激により網膜や脳に影響が及びます。お子さんのスマホ利用は家族でルールを決めて目や脳の発達を守っていきましょう。

 

寝相が悪い子どもは〇〇!

睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があり、ノンレム睡眠の中でも特に深い眠りを「徐波睡眠」と呼びます。

子どもの中には異様に寝相が悪い子がいますよね。でも大丈夫。

子どもの睡眠は、深い「徐波睡眠」の時間が大人よりも長くなっています。徐波睡眠の状態になると、脳の活動が休止し、姿勢保持などの認識ができなくなります。

つまり寝相が悪いということは、脳がしっかりと休めて熟睡している、とっても健康な証拠なのです。

 

まとめ

睡眠不足は子どもの成長や毎日の生活にも大きな影響を与えています。

コミュニケーション能力にも影響し、その結果、「発達障害のような」傾向の言動が出てくるのであれば、睡眠環境だけでも改善していきたいものです。

リズムが整うことでお子さんの様子に変化が現れるかもしれません。

 

この記事のまとめ
  • 睡眠不足により「発達障害の傾向の言動」が出やすくなる
  • 睡眠不足を解消することでコミュニケーション面の改善が見られることも
  • 世界のビジネスマンも睡眠時間を確保中
  • うちの子、寝相が悪い…健康の証拠!