勉強がニガテな小学生
勉強ができると良いのだけれど。
発達にデコボコのあるお子さん、学習面に不安のあるお子さん。
授業中に集中できないお子さんもいます。
中学受験は考えていないのならば、学外で受けられる「検定試験」を受けてみませんか。
お子さんにとって大きな経験になります。
- 勉強がニガテな小学生
- [1]漢字検定はみんながよく知っている試験
- [2]漢字検定7つのメリット
- [3]おすすめ「親子受験」が可能
- [4]受験レベルを選べる
- [5]漢字の検定対策で学習全体のベースアップにつながる
- 学校の外での学習体験を
[1]漢字検定はみんながよく知っている試験
検定と言っても最初から英検などは考えなくてOKです。
英語は勉強しはじめても身につくまでに時間がかかるため、最初はやさしい「漢字検定」がおススメです。
クイズ番組でもよく耳にする検定ですし、ごく簡単なレベルから受けることができます。
【漢字検定公式サイト】小学生の方へ | 日本漢字能力検定
[2]漢字検定7つのメリット
学外で受ける試験には多くのメリットがあります。
とくに漢字検定は、日ごろから慣れている漢字のテスト。
検定試験と言っても気楽に受けられる点が最大のメリットです。
- 漢字検定のレベルは学校のテストの延長上
- 友達が見ていないから気楽に受けられる
- 合否も学校に知られることがない
- 合格できれば自信につながる
- 学校以外の「試験会場」に行く経験
- 専用の「問題用紙」に記入する経験
- 採点されやすい丁寧な文字を書く練習になる
学校以外の試験を受けることで、「試験」がどういうものなのかを知ることができますね。
苦手な勉強でも、ちょっとしたきっかけで自信につながりますし、受験会場を経験することで試験のルールがわかり、場慣れすることもできるのです。
[3]おすすめ「親子受験」が可能
漢字検定のさらなるメリットとして「親子受験」があります。
親も一緒に同じ級に申し込めば、同じ教室で受験することができるのです。
8級から10級の受験費用は各1500円。
親子で並んで受験する方も多いため、恥ずかしいことはありません。
ああ、こちらの机も家族受験なんだな、という雰囲気です。
人生初の受験会場。お子さんの不安を減らすことができます。
【漢字検定公式サイト:家族受検 | 日本漢字能力検定】
[4]受験レベルを選べる
漢字検定は、小学1年生修了内容の10級から、準2級→2級→準1級→1級とむずかしくなっていきます。
- 10級…小学1年生修了程度
- 9級…小学2年生 〃
- 8級…小学3年生 〃
クイズ番組でも「漢検準1級レベル」「超難問!」と出題されていますね。
テストを受ける時期により、学校でまだ習っていない文字もありますので、まずは確実にクリアできる級の受験がおススメです。
受験級のチェックができるコンテンツ
公式サイトでは、受験級のチェックができるコンテンツもあります。
[5]漢字の検定対策で学習全体のベースアップにつながる
テストのために丁寧に文字を書く練習をしていると、習字を習っているような状態になります。
文字を落ち着いて書けるようになると学校での評価も上がりますし、勉強面も落ち着いて取り組めるようになってきます。
また、漢字はどんどん先を学ぶことができますので学年を越える級も比較的、受験しやすく学習の自信につながります。
満点合格できると「満点合格証書」がもらえます。
わが家で使った問題集は「実物大」
テスト会場で「違う」と思わないように、実物大の用紙が付いている問題集に取り組みました。
家で解いていた用紙と同じ内容であれば、「読みの問題の次は、筆順の問題」など予測もできます。
また、この問題集は5回分になっています。
2週間前に1枚、10日前に1枚、1週間前に1枚…といったリズムで解いていきました。
学外受験は、あくまでも「発達っ子の練習」です。
本人を追い詰めないように気を付けて、会場では実力が発揮できるように準備していきました。
漢検申込
ほんとうに余談ですが、漢検申込の際に楽天IDでクレジットカード決済をすると、楽天スーパーポイントが貯まります。
【漢字検定公式サイト:
漢検 申し込み受付中: 楽天スーパーポイントが貯まる!使える!】
楽天の支払い代行システム「楽天あんしん支払いサービス」です。
学校の外での学習体験を
勉強がニガテだなと思う気持ちは、子どもも感じ取っています。
ニガテ、という気持ちは人との比較で起こる感情です。
子どもにとって比較する「人」とは、クラスの友人です。
そのため、劣っている感覚があるなら学校の外で勉強関連の経験をして、自信につなげてあげる方法が効果的です。
学校以外で「できた!」「合格した!」体験をさせてあげてくださいね。
失敗しても大丈夫ですよ。