下の子が、新年度から年長さんとなります。わが家にとっては、ランドセルの事よりも『就学前相談会』が最重要課題。地元の小学校に入学できるのかな…というところです。
上の子の時も経験したのですが、年長児の4~6月頃に小学校入学に向けた動きが始まります。
・教育委員会主催の相談会
・学校・学級の見学
相談会は予約が必要だったり、見学の日程も人数も限られていたり。できるだけ早期に説明会の情報を取得していく必要があります。
就学に向けての「審議」
教育委員会との面談により、どこへ就学するのが適しているかが審議されます。支援学校か、支援級か、通級指導か…。
面談の時の様子だけでなく、これまでの生育・成長の様子、医師等の診察結果、幼稚園・保育園での行動観察の結果なども参照されます。
検討した結果、場合によっては学区外の小学校へ通えることもあります。支援級が整備されている拠点校を進められるケースもあるからです。そのため、通える範囲内の小学校は年長さんの時期にできるだけ見学していく予定です。
再面談の可能性も
保護者との話し合いや審議の結果によっては、希望に合わないケースもあり得ます。親の意向を改めて伝えたい場合など、再び面談の場が設けられることも。
最終的に就学する学校については、年明け1月頃までに通知が到着します。
審議の結果は重い…小学校入試?のように備える
就学先の決定については、『家庭の意向を優先してくれる』という話がありますが、やはり審議結果は重い結果です。教育委員会の方針も年度により変化する可能性もあります。
いずれにしても、就学相談会の前にできるだけ情報を取りまとめておいて、わが子のことをしっかり説明できるように準備しておきます。当日、話ができるのはわずかな時間ですので、小学校受験のように備えていくことが重要だと考えています。
【わが家の希望】地元小学校の「支援級」
現段階で、わが家の希望としては「支援級」です。集団活動に不安があるため、できるだけ少人数のクラスに入り、可能な限り支援を受けながら学習した方が適しているだろうと感じています。
ただし、本人の心の成長とともに「他の人との違い」という自覚により、「支援級で学ぶメリット」とのバランスが崩れる時が来ると思います。そういう時のために、 『支援級から普通級への変更』について、改めて確認しておく必要がありそうです。
こういう場合、おそらく「普通級に移る+通級方式での学習に変更する」という2つがセットになりそうです。もし通級を希望しても「通級枠いっぱいですよ」と言われる可能性もあります。そのため、今の段階でできる対策としては、
・入学時点では支援級を希望
・のちに成長が見られたら普通級へ移りたい
・その際は通級方式での学習を希望する
これらの要望を伝えて、市の方針や見込みを聞き出したいと考えています。そのため、近隣の小学校を含めて検討することになるでしょう。
忘れてはならない教育課程の増加
新しい教育課程では、3年生から英語の授業も始まり、プログラミングもスタートします。アクティブラーニングも導入されますので、「決して無理な判断はできない」というのが正直なところです。
新しい科目が自分にぴったりだというお子さんにとっては楽しい授業でしょう。水を得た魚のように活躍できる場面が広がると思います。
しかし一般的に、普通学級の勉強が、決して楽なものではなくなっているのではというのが私個人の印象です。
豊富なカリキュラムに、うちの子は付いていけるのか。
どこを選択すれば一番心地よく登校できて、伸びていけるのか。それを年長さんの時点で考え抜いていくしかないだろうと思います。