幼稚園児の下の子は「並行通園」という方法で幼稚園に通っています。
最初に療育先に通いはじめ、その後、幼稚園にも通わせたいと思って面接を受けてました。
並行通園のメリット
並行通園は、保育園・幼稚園だけではフォローが難しいお子さんにとって大きな勉強の場となります。
療育を受けながら幼稚園や保育園で集団活動を学ぶことができるのです。幼稚園・保育園側としても、バックに支援先があると安心感が大きいというメリットもあります。
並行通園の費用
幼稚園児としては半人前ですが、費用は2カ所分。
療育は補助の対象となりますので一定金額までの負担で、給食費とか教材費が追加となります。
でも、月に数日しか通えない幼稚園はもちろん満額。公立の園はなかなか倍率が高く、わが家は私立園に入りました。
負担の大きい並行通園
並行して2園に通っていると、行事などがちょっと大変になります。
幼稚園と支援先、両方で季節ごとの行事がありますので、週末のスケジュールが厳しくなるのです。
そして、保護者会もそれぞれありますし、参観日も両方、家庭訪問も両方です。
通園の持ち物も2カ所分。
負担の面だけ見ると、ちょっと大きいかもしれません。
それでも通いたい!並行通園
忙しくなるし、費用はかかるし。
それでも並行通園させよう!と思うのは、子どもにたくさん経験させたいからです。
療育だけでも充分な学びとなりますが、保育園とか幼稚園とか、大人数の集団の中で活動するという経験は、並行通園しないとなかなか得られないものなのです。
並行通園を勧められたら
幼稚園・保育園に通っていて、療育を勧められるお子さんもいるかもしれません。
他のところに通うのは大変な面もあるかもしれませんが、幼児期の経験は成長にとっても重要。
ほんの数か月分であっても、様々な種類の経験をすることで良い面が伸びたり、胃になっていた面が解決できるかもしれないのです。
療育に消極的な気持ちであっても、説明を聞きに行ったり見学をしてみることで育児の工夫が生まれることもあります。